【専門解説】頸椎2番(C2)と硬膜・ファシア・後頭下筋群の深い関係|ファシア高圧部を整えると身体が変わる理由

関節整体余韻の余韻

こんにちは!
神戸市、大倉山、県庁前、元町、三宮エリアで整体施術を行う【関節整体余韻の余韻】です。

今日のテーマは、かなりディープな内容。
「頸椎2番(C2)」と「硬膜」「ファシア(筋膜)」「結合組織」について。

腰痛や肩こりだけでなく、頭痛、自律神経の乱れ、慢性疲労――
実はこれらの症状の奥には、硬膜やファシアの異常が隠れていることが非常に多いのです。

そしてそのカギを握るのが、
頸椎2番(C2)とファシア高圧部のリリース

今回は、エビデンスを交えながら、詳しくわかりやすく解説します!


そもそも、ファシアとは何か?粘弾性と水分量が超重要!

まず知ってほしいのは、ファシア(Fascia)=単なる「膜」ではないということ。

ファシアとは、筋肉・血管・神経・臓器すべてを包み、繋ぎ、支えている【結合組織のネットワーク】です。
このファシアが正常な状態を保つには、以下の要素が不可欠です。

  • エラスチン(弾力性を保つ)
  • コラーゲン(強度を保つ)
  • 適切な水分量(流動性を保つ)

正常なファシアは、
「弾力(粘弾性)」と「滑走性」
を持ち、体の動きに柔軟に適応します。

ところが、ストレス、外傷、生活習慣の乱れにより、ファシアのエラスチンとコラーゲン構造は壊れ、
水分量も減少 → 繊維が絡まり硬化 → 粘弾性が失われる
という悪循環に陥ります。

この状態を「ファシアの高圧化」と呼びます。

そして高圧化が進むと、

  • 筋肉の動きが悪くなる
  • 神経伝達が阻害される
  • 血流・リンパ流が滞る
  • 毒素(老廃物)が蓄積

結果、慢性的な痛み・コリ・疲労感として現れるのです。


頸椎2番(C2)がなぜ重要なのか?硬膜との深いリンク

では、なぜ「頸椎2番(C2)」がここまで重要視されるのでしょうか?

その理由は、
頸椎2番の位置が、頭蓋骨と脊髄(硬膜)を繋ぐ橋渡しポイントだからです。

  • 頭蓋骨と第一頸椎(C1)の間
  • C1とC2の間

この2箇所は非常に自由度が高い一方、
わずかなズレや緊張でも、硬膜全体(脳・脊髄を包む膜)に強い影響を与えます。

特に、

  • 後頭下筋群(大後頭直筋、小後頭直筋、上頭斜筋、下頭斜筋)が硬直すると
  • C2の動きが制限され
  • 結果、硬膜を引っ張り脳脊髄液の循環が悪化

これが、
✅ 慢性疲労
✅ めまい
✅ 自律神経失調
✅ 慢性腰痛
などの原因となるのです。

👉【エビデンス】
F. Steccoらによるファシア研究では、後頭下筋群と硬膜は連続した構造体であり、滑走性低下が硬膜ストレスを生むことが示されています(Stecco C, 2018)。


ファシア高圧部リリースがもたらす驚きの変化

ここでポイント。
単に頸椎2番を「バキッ」と矯正してもダメ。

必要なのは、ファシア高圧部をゆるめる施術です。

当院【関節整体余韻の余韻】では、

  • C2周囲の関節リリース
  • 後頭下筋群の筋膜リリース
  • 硬膜にストレスを与えない手技
  • ネオリボーン機器による深層筋膜リリース

これらを組み合わせることで、C2から全身へ連動する硬膜の解放を目指します。

すると…

✅ 首肩の可動域アップ
✅ 頭がスッキリする(脳脊髄液循環改善)
✅ 呼吸が深くなる
✅ 腰痛・坐骨神経痛まで軽減

といった、全身レベルでの変化が現れるのです。


【まとめ】頸椎2番(C2)を制する者は健康を制す

頸椎2番(C2)を軸に、

  • ファシアの粘弾性回復
  • 硬膜ストレス解放
  • 結合組織ネットワークの正常化

これらが整うことで、痛みや不調を根本から改善することが可能になります。

「最近、なんとなく調子が悪い」
「整体に行ってもすぐ戻る」
そんな方は、表面の筋肉だけでなく、**もっと深層の問題(ファシア・硬膜)**を見直す必要があるかもしれません。


【関節整体余韻の余韻】は、神戸市中央区・県庁前・大倉山・元町・三宮からアクセス抜群の整体院です

神戸市で腰痛や首肩の不調、自律神経の乱れにお悩みなら、ぜひ【関節整体余韻の余韻】へお越しください。
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